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環境ニュース[国内]

カナダ環境省、気象・気候の監視警告システム強化へ

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2012.02.03 【情報源】/2012.01.20 発表

 カナダ政府は、気象予測・警告システムを向上させるため、カナダ環境省の気象監視インフラの強化に、今後5年間で7870万ドルを投資すると発表した。これらの性能向上により、気象警告システムのバックボーンである、中心的な気象監視ネットワークの強化、監視インフラの最新化、科学技術の急速な進展に見合った気象サービスの高度化が図られる。カナダの気象はきわめて多様であり、気象、水文、気候の予報情報や気象警告の提供は困難だが、これらの投資により世界最高水準の監視データが確保されるという。
 対象となる具体的なインフラは、気象レーダーネットワーク(4520万ドル)、気象・気候観測ネットワーク(1880万ドル)、高層気象ネットワーク(420万ドル)、雷探知ネットワーク(1050万ドル)。この新投資は、重要インフラや科学的進展、ライフサイクル管理戦略や国民サービスに取り組むとした、10カ年戦略計画の気象サービスを補完するものである。気象の予報や警告だけでなく、気候変動を検出、定量化し、適応していくために必要な、高度な長期データの基盤ともなるものだという。【カナダ環境省】

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