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環境ニュース[国内]

第9回東アジアPOPsモニタリングワークショップの開催結果概要を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2012.02.07 【情報源】環境省/2012.02.03 発表

 環境省は、平成24年1月30日から2月1日に、「第9回東アジアPOPsモニタリングワークショップ」を、タイのバンコクで開催した。
 今回のワークショップには、アジア地域11カ国の政府の実務担当者及び専門家、国連環境計画(UNEP)、北極圏監視評価計画(AMAP)が参加した。平成23年度の東アジアPOPsモニタリング調査計画、平成24年度及び平成25年度の東アジアPOPsモニタリング調査計画並びに平成26年度以降の本プロジェクトの将来的な方向性、東アジアの高頻度モニタリング地点(辺戸岬(沖縄県)、済州島(韓国)等)及びフィリピンにおける調査結果(平成22年度調査分)の報告等及び今後のワークショップ開催に関する議論等を行い、以下のような成果を得た。
○平成23年度の東アジアPOPsモニタリング調査は、第2巡目のモニタリングとしてラオスにおいて実施することを確認。
○平成24年度以降の本プロジェクトの将来計画について、前回ワークショップからの状況を踏まえ、モニタリングの実施計画、モニタリングの実施や能力強化における各国の役割等に関する意見交換を行い、POPs条約の第2回有効性評価に資するため、平成24年度はインドネシアで、平成25年度はモンゴルでモニタリングを行うことで了承を得た。また、平成26年度以降に向けて、各国の能力強化の状況に応じて期待される役割等の将来的な方向性に関する認識を共有し、具体的なモニタリング等の計画を次回のワークショップにおいて策定することになった。
○東アジアの重点調査地点(辺戸岬(沖縄県)、済州島(韓国)等)及びフィリピンにおけるモニタリング調査結果(平成22年度)が報告され、一部のデータを除き、POPs条約の次回有効性評価に資する本プロジェクトのデータとして承認した。
○改訂中の世界的なモニタリング計画の動向、日本における新規POPsのモニタリング等への取組状況、北極圏におけるモニタリング結果などについて情報共有をした。
○次回ワークショップは、平成25年の10月から12月の間に開催することを了承した。
 なお、議長サマリー及びその和訳については、近日中に環境省ホームページに掲載される予定。【環境省】

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