ドイツ　連邦政府と移動体通信網運営会社が移動体通信に関する啓蒙に60万ユーロずつ拠出することに合意

　ドイツ連邦環境省と移動体通信網運営会社は、移動体通信の影響を包括的に啓蒙するために、今後2年間、それぞれ60万ユーロを拠出することに合意した。2001年12月、移動体通信網運営会社は、連邦政府に対し、移動体通信網の拡張に関する自主規制を提示した。10年が経過し、ドイツ国内の複数の移動体通信網運営会社は、今後も予防と情報普及に関する積極的な貢献を約束したことになる。これらの企業は、次の2年間に60万ユーロを、連邦政府のリスクコミュニケーションに関する活動に提供し、連邦政府も同額を拠出し、多様なプロジェクトとイニシアティブを支援する。2001年12月の自主規制の中心的な目標は、移動体通信網拡張における透明性の改善、電磁波の測定、不確定要素の解明であった。これにより、通信網拡張における対立を削減し、移動体通信における予防を自主的に強化することを目指していた。【ドイツ連邦環境省】