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環境ニュース[国内]

大阪ガス、Jリーグセレッソ大阪のホーム試合で排出するCO2をヤンマーとオフセット

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.03.08 【情報源】企業/2012.03.05 発表

 大阪ガスは、サッカーJリーグの大阪サッカークラブ(セレッソ大阪)が開催するホーム試合で排出するCO2全量を、「国内クレジット制度」を活用してヤンマーとオフセット(相殺)し、セレッソ大阪が「CO2ゼロチャレンジ」と名付けて2012年から展開する省エネ行動を支援する。ホーム試合は、いずれも大阪市東住吉区の大阪長居スタジアムとキンチョウスタジアムで開催される。

 CO2ゼロチャレンジは、照明をこまめに消したり空調温度を適正にするなど、チームと選手がCO2排出をできるだけ減らす活動で、サポーターへの拡大も狙う。セレッソ大阪が開催するホーム試合では、スタジアムの照明、売店での調理や、観客がスタジアムに来るために利用する交通手段などで電気、ガス、ガソリンといったエネルギーを消費し、1年間に約400〜500tのCO2が排出される。

 大阪ガスとヤンマーはセレッソ大阪の本拠地、大阪市に本社を置くことから、CO2ゼロチャレンジに賛同した。国内クレジット制度は、大企業が中小企業によるCO2削減量を排出枠として買い取り、中小企業のCO2削減設備の導入を支援する仕組み。大阪ガスは、高効率ガスシステムで中小企業のCO2削減を実施し、それによって同市内の企業から取得した国内排出枠でオフセットする。

 オフセットには、ヤンマーが開発した高効率ガス冷暖房システム、ガスエンジンヒートポンプエアコン(GHP)で得られた国内排出枠を優先して使う。ヤンマーのGHPは、15年前の機器と比べ、CO2排出が27%削減できる。Jリーグのチームの試合から排出されるCO2を、地元の中小企業のCO2排出削減対策を促進することでオフセットする取り組みは、日本で初めてという。【大阪ガス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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