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環境ニュース[国内]

アメリカ海洋大気庁、サンダーベイ海洋保護区の拡張につきパブリックコメントを募集

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2012.04.27 【情報源】/2012.04.12 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、ミシガン州のサンダーベイ海洋保護区拡張の環境影響評価書(EIS)を作成するにあたり、5月25日までパブリックコメントを募集している。
 NOAAが管理する海洋保護区(National Marine Sanctuaries)は、海洋の生物多様性生態系や文化歴史遺産の保護を目的に、現在14の保護区が指定されている。国家海洋保護区法の下、五大湖とそれにつながる水域も対象となる。五大湖のヒューロン湖にあるサンダーベイ海洋保護区では、現在448平方マイルが指定され、特に過去の難破船や古代遺跡など海の歴史的資源の保存・教育・研究が実施されている。同地区では持続可能なツーリズムと五大湖の歴史資源の利用を進めており、同保護区の地域経済への重要性に加え、文化的・教育的価値も高いことから、保護区資源の活用と保護のため、2006年に地方自治体と非政府組織が、拡張の決議案と支持書をNOAAに提出。さらに2007年にもサンダーベイ海洋保護区助言委員会が拡張を支援する決議を採択していた。NOAAは、国家環境政策法に基づきEISを作成しており、環境影響の範囲を討議する一般スコーピング会合も予定されている。この期間には、HPやメールによる意見を受け付け、集約された意見や地域コミュニティへの意義等の議論を元に、EISを作成後、再度パブリックコメントを募集し、最終的に決定される。【アメリカ海洋大気庁】

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