韓国、環境関連輸出が3年で大幅成長

【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2012.05.07 【情報源】／2012.04.16 発表

　韓国環境部の環境産業技術院（KEITI）は、設立以来3年間の環境関連輸出実績等の評価結果を公表した。KEITIによると、環境関連技術の研究開発予算は、2009年〜2012年に45％増加しており、環境技術産業は2008年〜2011年で1.5倍に拡大、同産業における輸出及び海外契約額も、5180万ウォン（2008年）から3年間で3億2200万ウォンへと急激に増加したという。また、発展途上国において環境技術を提供する企業も進出しており、海外市場への参入を目的として、中国、ベトナム、インドネシアに海外環境産業協力センターを設置した。
　一方、国内でも、2012年3月時点で、151品目8170製品のエコラベル製品を認定。公的機関におけるグリーン製品の調達も1兆3000億円（2007年）から1兆6000億円（2010年）と大きく増加している。KEITIは、環境技術開発やグリーン購入の支援、環境産業の輸出産業への育成等を目的として2009年4月に設立された機関。2012年の主な目標として、専門性と透明性に基づく環境技術の開発と海外市場へ戦略的な進出、環境配慮型生活様式の世界への普及等を掲げている。【韓国環境部】