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環境ニュース[国内]

ドイツ 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間の科学及び政策プラットフォーム(IPBES)事務局をボンに招致

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.05.10 【情報源】/2012.04.20 発表

 パナマで開催されている「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)のあり方と制度的取り決め決定についての総会」第2回会合において、IPBES事務局をボンに設置することが承認された。レトゲン連邦環境大臣は、「IPBES事務局招致成功は大きな成果である。IPBESは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)事務局と同様に、生物多様性の世界的な状況と変化に関して、独立した情報を提供していくことになる。これにより、ボンは、国際社会における多様性政策において重要な中心地となる」とコメントした。IPBESの役割は、政策決定者に対して、生物多様性の状況と変化について信頼のおける独立した情報を提供することである。世界各地のデータを収集・分析し、各国政府による生物多様性の保護のための活動を支援するための措置案を提供する。中進国と途上国には、若手研究者の育成や研究の協働体制の構築、専門的文献やデータバンクの提供などが予定されている。ドイツ政府は、生物多様性条約議長国であった2008年から2010年の期間、IPBESの設置に関する交渉プロセスに積極的に取り組み、かつその実現のために財政的にも寄与してきた。【ドイツ連邦環境省】

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