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環境ニュース[国内]

住友林業、木を軸にした都市を目指す復興まちづくり協定を宮城県東松島市と締結

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.07.18 【情報源】企業/2012.07.13 発表

 住友林業は、木を軸にした都市を目指す復興まちづくり協定を、東日本大震災被災地の宮城県東松島市と結んだ。市が政府の「環境未来都市」に選定され、構想の具体策に掲げる「木化都市」の実現に向けて協力する。木化都市は木を活用する新しい都市づくりで、木と住まいの事業経験とノウハウを住友林業が提供し、情報交換しながら取り組む。

 自然素材の木を生かした住生活に関するサービスを経営の柱にする住友林業と、同市の木化都市構想の親和性が高いことから、協定を締結した。協定によって双方の協力関係を明確にし、共同検討を進めることで震災からの復興と持続可能な地域経済・社会づくりを急ぐ。住友林業は、木化都市の全体デザインの策定をはじめ、さまざまな分野で協力する。

 具体的には、沿岸部の被災地跡の平地で防災林などによる緑化を行うとともに、被災地跡の平地での林業を推進。公営住宅や文教、観光、スポーツ施設など各種の公共施設で木の利用を促進する。さらに、木質バイオマス生物資源)関連事業に関する燃料の調達と燃焼技術についても支援する。そのほか、林業を振興するための施策全般に関わる。

 同市は2011年12月に、環境や高齢化に対応する先進的なまちづくりを目的にした政府の環境未来都市に選定された。自然資源の木や、太陽、風などの自然エネルギーを活用し、農林業、エネルギー生産、観光、暮らしを結びつけて産業を育て、雇用を創出するまちづくりを目指す。住友林業は、市内の仮設住宅敷地内の木造仮設診療所建設にも協力した。【住友林業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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