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環境ニュース[国内]

トキのヒナ、平成24年は50羽が順調に成育 飼育総個体数は199羽に

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.07.31 【情報源】環境省/2012.07.30 発表

 環境省は、平成24年7月30日、平成24年のトキの繁殖などについて発表した。
 公表によると、佐渡トキ保護センター、野生復帰ステーション、多摩動物公園、いしかわ動物園、トキ分散飼育センター及び長岡市トキ分散飼育センターで繁殖に取り組み、7月26日現在で50羽のヒナが成育している。この結果、日本国内で飼育されているトキの総個体数は 199羽となっている。
 平成24年のトキの繁殖は、平成236年に繁殖した25組のうち4組を解消、8組の新たなペアを形成し、計29組(うち3組計画繁殖外)のペアが繁殖を行った。その結果、合計160個の卵が産まれ、うち計60羽(自然ふ化で24羽、人工ふ化で36羽)のヒナが誕生した。
 巣立ち前の成長過程で10羽が死亡したが、50羽が順調に成育している。

【平成24年7月30日現在の国内のトキ飼育個体数】
○佐渡トキ保護センター:105羽(うちH24生 15羽)
○同センター野生復帰ステーション:46羽(うちH24生 12羽)
○多摩動物公園(東京都日野市):13羽(うちH24生 4羽)
○いしかわ動物園(石川県能美市):14羽(うちH24生 6羽)
○出雲市トキ分散飼育センター(島根県出雲市):8羽(うちH24生 4羽)
○長岡市トキ分散飼育センター(新潟県長岡市):13羽(うちH24生 9羽)
 合計 199羽(うちH24生 50羽)

【環境省】

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