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環境ニュース[海外]

ドイツ 第6次エネルギー研究プログラムの評価を公表

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2012.08.17 【情報源】ドイツ/2012.08.03 発表

 ドイツ連邦政府は、1年前に策定された第6次エネルギー研究プログラム「環境に配慮し、確実で、支払い可能なエネルギー供給のための研究」に関する最初の評価を公表した。このプログラムは、連邦政府のエネルギーコンセプトの実行にかかる最初の対策の一つとして、エネルギーシフトのための技術的基礎の強化を目指したもの。2011年から2014年の期間に35億ユーロの資金を投入し、再生可能エネルギー、エネルギー効率、貯蔵、系統といったエネルギーシフトの重点テーマにおける研究を促進している。評価の概要は以下のとおり。
●第6次プログラムは反響が大きく、この1年間に、再生可能エネルギーとエネルギー効率の分野で新しい研究プロジェクトが900(助成額約5億ユーロ)誕生。
●エネルギー貯蔵に関する最初の共同プロジェクトに対し、連邦経済省、連邦環境省、連邦教育研究省が2億ユーロを助成。約400件の提案が提出され(うち60件は既に認可)、経済界や学術界の関心の高さを示している。
●プラットフォーム「持続可能なエネルギー供給網」において、既存の系統拡張における革新的技術の投入を実現する条件が合意された。
●ドイツは、EU委員会の協力を得て、ヨーロッパ内での研究協働体制を設立。これは、EU戦略的エネルギー技術計画(SET-PLAN)の促進と実行に重要な進展となる。
●連邦政府と州政府間の対話は、研究活動の調整を改善する重要な手段となり、今後も毎年実施される。【ドイツ連邦経済省】

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