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環境ニュース[国内]

ユニ・チャーム、製造子会社が国内の主力3工場に大規模太陽光発電システム導入

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.08.28 【情報源】企業/2012.08.24 発表

 ユニ・チャームの製造子会社、ユニ・チャームプロダクツは、国内の主力3工場に大規模太陽光発電システムを導入する。3工場合わせた出力は5200kW(5.2MW)となり、2013年3月に稼働を始める予定になっている。電力の安定確保と節電が求められる中、注目されている再生可能エネルギーでの発電に取り組むことにした。

 導入するのは、福島工場(福島県棚倉町)、静岡工場(静岡県掛川市)、四国工場(香川県観音寺市)で、各工場とも建物の屋根に太陽光パネルを取り付ける。パネルには単結晶シリコン型を採用し、パネルの総数は約2万枚となる。一般家庭約1600世帯の年間消費電力量に相当する年間発電電力量を見込んでいる。

 発電した電力は、7月に始まった再生可能エネルギーの固定買い取り制度に基づいて電力会社に売電するとともに、一部は工場内で使用する電力にあてる。現行の1kWhあたり42円と高額な太陽光発電での電力買い取り価格が20年間維持される2013年3月までの稼働開始を目指し、将来的な電力コスト抑制にもつなげる。

 ユニ・チャームは、紙おむつや生理用ナプキンといった消費財メーカーとしての社会的責任から、国を挙げた再生可能エネルギーの利用推進に賛同した、という。東日本大震災での津波による福島第1原子力発電所事故の影響から、多くの原発が再稼働できないままになっている状況を背景に、電力不足の解消に貢献する。【ユニ・チャーム(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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