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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、環境汚染防止週間に『沈黙の春』50周年を記念しレイチェル・カーソン生家でイベント

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2012.10.04 【情報源】アメリカ/2012.09.20 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)の中部大西洋地域は、2012年9月20日、今年の環境汚染防止週間の行事として、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』の刊行50周年を記念するイベントを、ペンシルバニア州スプリングデールのカーソンの生家で行ったと発表した。1962年に発表された同書は、毒性の強い農薬が広範囲に使用されている実態に注目し告発したもので、環境運動や1970年のEPA設立のきっかけとなった。今回のイベントでは、一人の作家の先駆的な作品がいかにその後の社会や行政を変えたか、市民一人一人の生活における選択がいかに環境に影響するかという点に重点が置かれた。イベント後は、地元の中高生約150人に汚染防止に関する授業が行われ、EPA設立の経緯も話された。
 汚染防止週間は、年一回、市民にリサイクルなど、環境への更なる努力を促す機会となっている。リサイクルは約25年前に開始された当時は紙だけを対象としていたが、その後ガラスや電子機器へと対象を広げ、現在は食品廃棄物においても慈善団体への提供等で再生利用を進めている。【アメリカ環境保護庁】

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