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環境ニュース[国内]

三井不動産レジデンシャル、大容量蓄電池や高出力太陽光発電装備のマンション販売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.10.26 【情報源】企業/2012.10.23 発表

 三井不動産レジデンシャルは、大容量蓄電池や高出力太陽光発電システムを備え、マイクログリッド(小規模電力網)システムを導入するなど、環境配慮と防災の機能を高めた東京都江東区の超高層マンション「パークタワー東雲」の第1期販売を11月中旬に始める。蓄電池の容量はマンション最大級、太陽光発電は超高層マンションで最大クラスとなる。

 パークタワー東雲は43階建て、延べ床面積6万1418.26m2。総戸数585戸。専有面積は55.37m2〜90.35m2で販売価格は2978万円〜6960万円。2014年1月の完成と同年4月の入居を予定する。都心から5km圏内の東雲地区に立地し、東京臨海高速鉄道りんかい線の東雲駅から徒歩7分、東京メトロ有楽町線の辰巳駅から徒歩10分。環境と防災を追求したという。

 蓄電池は、停電時に高層用、低層用エレベーター各1台を約1時間半ずつ稼働させられる約96kWhの容量があり、太陽光発電設備で発電した電力を蓄える。マンションで初めて、日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」4台分の車載蓄電池を定置用に転用した。太陽光発電設備は約76kWで、都のマンション環境性能の最高評価基準となる10kWを大きく上回る。

 マイクログリッドは、蓄電池、太陽光発電と非常用発電機(約346kW)の電源を統合制御して停電時に共用部に電力を供給するほか、平常時も稼働し、共用部で使う電力のピークカットを行う。カーシェアリング用EVからの給電システムも導入する。構造部の中央には日光と風を取り込む吹き抜けを設置。空気の流れをつくり、住戸内に風を通して省エネを図る。【三井不動産レジデンシャル(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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