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環境ニュース[海外]

EU 有害廃棄物を含めた廃棄物の輸出が増加

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2012.11.20 【情報源】EU/2012.11.06 発表

 欧州環境庁は、報告書「EU域内及び域外への廃棄物の移動」を公表し、有害廃棄物を含む廃棄物のEU加盟国間や域外への移動が増加していることを示した。これによると、非有害廃棄物では、1999年から2011年の間に、加盟国から輸出される鉄・鋼、銅、アルミニウム、ニッケル、貴金属、プラスチックが大幅に増加、さらに特にアジアへの年間輸出額の大幅増加に見られるように輸出廃棄物の価格上昇を指摘している。また、パーティクルボード産業における需要増加やバイオマスによるエネルギー生産を背景にした廃木材の輸入が急激に上昇しているという。さらに、非有害廃棄物の運搬に伴う環境影響はバージン原料による環境影響よりも極めて少ないことも指摘している。有害廃棄物と廃電子・電気機器については、EU域外への輸出量は2000年から2009年の期間に131%増加、EU域外からの輸入量は2001年から2009年にかけて3倍に増加し、最大の輸出国はオランダ、最大の輸入国はドイツであるという。また、EU域内から経済協力開発機構(OECD)加盟国以外への有害廃棄物の輸出は禁じられているにも関わらず、「中古品」として、西アフリカやアジアの国々に輸出されており、この量は少なくとも毎年25万トンに及ぶことを指摘し、違法な廃棄物取引を撲滅するために、EU全域での検査強化を提言している。また、今後、廃棄物の国際取引の成長は継続し、廃棄物の価値への意識が高まるとしており、廃棄物を抑制する、または有害物質を抑制する新技術やビジネスモデルを促進するべきであるとしている。【欧州環境庁】

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