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環境ニュース[国内]

諫早湾干拓事業の潮受堤防の排水門の開門調査に係る環境影響評価書に、農林水産大臣意見書提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2012.11.16 【情報源】農林水産省/2012.11.16 発表

 農林水産大臣は、平成24年11月16日、諫早湾干拓事業の潮受堤防の排水門の開門調査に係る環境影響評価書に農林水産大臣意見書を九州農政局長に対し提出した。
 今回の意見の基本的な考え方では、防災上、営農上、漁業上の影響を考慮に入れて調整池の水位や流速を制限するなどとしたケース3-2による5年間の開門が適当であるとしてる。
 また、開門による背後地、調整池・諫早湾・有明海の環境変化を把握するため、約100箇所において調査を行うとともに、調査結果を分析し、公表すること。開門に必要な対策及び施設の操作・管理は、国の責任で行う。国は、現地事務所を設置し、対策、操作・管理の体制を整備し、24時間体制で排水門や樋門の操作等を行う体制を構築すること。開門と直接的な因果関係のある被害が生じた場合には、補償を行うこと。環境影響評価書に係る技術的な事項については、長崎県をはじめとする地元関係者の意見や提案を反映して、更に対策を充実することなどを求めている。【農林水産省】

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