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環境ニュース[国内]

ドイツ 改正飲料水令施行、飲料水と接する素材に対する拘束力を持つ規定が導入

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2013.01.04 【情報源】/2012.12.13 発表

 12月13日に施行される改正飲料水令により、飲料水と接する素材に対し、拘束力を持つ規定が導入される。ドイツ国内における水道管を通じて各家庭に届けられる飲料水は、通常、非常に良い品質を持っているが、飲料水の汚染が確認されるところは、建物における飲料水の配管設備における誤った素材の利用が原因となっていることがほとんどである。設計、取り付け、素材の選択における誤りは、肺炎を引き起こすレジオネラ菌などの病原菌の増殖の要因ともなりうる。飲料水令の改正により、素材の衛生面での適正を評価するために、拘束力を持つ基準が導入される。これまでは拘束力を持たなかった基準を、今後、順番に変更していく。拘束力を持つ基準導入後の2年後に、飲料水の配管設備などの水供給設備の新設や補修時に、これらの基準に適した素材のみ利用可能となる。改正飲料水令には、レジォネラ菌に対して有効な規定も含まれている。【ドイツ連邦環境庁】

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