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環境ニュース[海外]

ドイツ 2011年のエネルギーシフトの進捗状況をまとめた報告書を公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.01.15 【情報源】ドイツ/2012.12.19 発表

 ドイツ連邦環境省とドイツ連邦経済技術省は、連邦内閣の承認を受けた第1回モニタリング報告書「未来のエネルギー」を公表した。これは、2011年のドイツ国内のエネルギーシフトの進捗状況についてまとめたもので、世代を超えた課題であるエネルギーシフトは成果を挙げているものの、克服すべき課題が引き続き存在すること指摘している。レスラー連邦経済技術大臣は、「エネルギーシフトは、我々の経済や未来世代に対し、巨大なチャンスを提供する。系統の拡張も含めエネルギーシフトは順調に進んでいるものの、課題も山積している。専門家は、再生可能エネルギー拡張も要因に含む費用の増加を警告しており、連邦政府内で合意された既存の助成に対する調整の重要性についても強調している」とコメントした。また、アルトマイヤー連邦環境大臣は、「エネルギーシフトは世代を超えた、そして戦後の再統一以降、最大のインフラプロジェクト。報告書は、我々の前進と転換の正当性を示している。新しい、再生可能なエネルギー供給への移行は、経済を革新的にし、競争能力を高め、我々の社会全体において大きなチャンスとなる。そのため、構造的で目標に沿った歩みが重要である」とコメントした。報告書に対して出された独立専門委員会の意見を連邦政府は慎重に検討し、エネルギーシフトの成功に向け活用するとしている。また、市民に対しても報告書に対する意見を募集している。【ドイツ連邦環境省】

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