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環境ニュース[国内]

UNEPと中国、途上国の生態系管理を促進する機関(UNEP-IEMP)を北京に設立

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2013.02.12 【情報源】/2013.02.01 発表

 国連環境計画(UNEP)及び中国科学院(CAS)は、途上国における生態系管理を促進する国際機関、UNEP国際生態系管理パートナーシップ(UNEP-IEMP)の設立に合意した。同機関は、生態系管理や気候変動等、UNEPの関連プログラムの支援のほか、南南協力イニシアティブの支援、グリーン経済における生態系アプローチの推進を行う拠点となる。モニタリング、能力開発、総合的知識管理と政策のための科学を重点に、UNEPの支部及び地域事務局を補完する一方、特に生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)等、多国間の環境協定やメカニズムの支援も行う。また、新興国の中でも主要な位置を占める中国は、生態系管理に関する豊富な経験と実践、知識と技術を併せ持つといい、政策決定に科学を統合するその独自のアプローチは、他の途上国にとっても重要なものだという。UNEPのシュタイナー事務局長は、UNEP-IEMPを、政策決定に科学を反映させる、南における南のためのUNEPで唯一のイニシアティブとしている。【国連環境計画(UNEP)】

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