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環境ニュース[国内]

国連気候変動枠組条約事務局、アフリカでのクリーン開発メカニズム拡大を目指しウガンダに地域協力センターを開設

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.02.28 【情報源】/2013.02.12 発表

 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は、東アフリカ諸国でのクリーン開発メカニズム(CDM)実施を拡大するために、東アフリカ開発銀行(EADB)と協力してウガンダの首都カンパラに地域協力センターを開設すると発表した。CDM実施件数の少ないアフリカでのプロジェクト拡充を目的に、2012年10月に開設された西アフリカのトーゴに次ぐ2か所目のセンターとして、2013年5月1日から業務を開始するという。
 地域協力センターは、CDMプロジェクトの特定やプロジェクト設計支援、検証機関によって明らかにされた課題の処理やプロジェクト周辺関連費用の低減を担う。ウガンダの新センターは、ケニヤ、ウガンダ、タンザニア等東アフリカ20か国以上でCDMプロジェクトに関心を持つ各国政府や非政府組織、民間部門の人的能力構築を促し、直接支援を提供することを予定しており、投資家のリスク低減及び投資先としてのアフリカの魅力アップ、持続可能な開発を切実に必要としている東アフリカでのCDMプロジェクト増加に役立つものと期待されている。
 CDM理事会では、アフリカにはCDMの潜在需要が多くあり、新センターは炭素排出削減プロジェクトの促進を目指すとしている。【国連気候変動枠組条約事務局】

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