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環境ニュース[国内]

スウェーデン、バッテリーのライフサイクルを延ばす研究開発を促進

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.03.25 【情報源】/2013.03.11 発表

 スウェーデンエネルギー庁は、電気自動車スマートグリッドの普及に不可欠なバッテリーの効率や寿命、リサイクル性の向上を目指した研究開発プログラムに、今後7年間で2億500万スウェーデンクローナ(SEK)を割り当てた。この新研究プログラムでは、バッテリーのライフサイクル全体を見渡し、使用寿命の延長を目指すという。現在、自動車のバッテリーは容量が10%低下すると古くなったとされるが、再利用の視点からみると、発電所など他システムでさらに長く使用できる可能性がある。
 新プログラムの資金は、2009年までバッテリーに課せられていた料金が財源となっている(2009年以降は製造者が負担)。この資金は、環境保護庁が管理し、有害なバッテリーの回収、リサイクル、情報提供などに使われていたが、その残額のうち2億500万SEKがエネルギー庁に移転され今回の研究資金となった。【スウェーデンエネルギー庁】

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