ドイツ　ギリシャにおけるエネルギーシフトを支援

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.04.11 【情報源】／2013.03.27 発表

　ドイツ連邦環境省のベッカー事務次官は、ギリシャ環境省との事前合意書と欧州委員会の「ギリシャ・タスクフォース」に署名し、ギリシャにおける再生可能エネルギー拡張を支援することを表明した。ギリシャでは、高い日射量にも関わらず、太陽光発電のキロワット時に対する促進費用は高額であり、支援を通じて、ギリシャにおける再生可能エネルギー拡張のための枠組み条件の改善を目指す。「ギリシャ・タスクフォース」は、多様な分野における技術支援を通じてギリシャにおける投資の活性化を目指すものであり、ドイツ連邦環境省は、再生可能エネルギー分野のコーディネートを担っている。プロジェクトの第1期間にかかる費用は100万ユーロが見積もられており、欧州委員会と共同で拠出する。ベッカー事務次官は、「ギリシャにおける再生可能エネルギーの拡張は、壮大な経済的ポテンシャルとチャンスを生み出す。ドイツでは、再生可能エネルギーとエネルギー効率の促進により、2011年単年で化石燃料の輸入を250億ユーロ回避することに成功した。ギリシャはモデル的事例となることが可能であり、これは、ヨーロッパにおけるエネルギー政策を支援し、企業に新しい市場をもたらす」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】