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環境ニュース[国内]

スウェーデン、2012年温室効果ガス排出量は1990年以降最低と発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.05.02 【情報源】/2013.04.18 発表

 スウェーデン環境保護庁は、2011年から2012年にかけて、温室効果ガスの排出量は5%減少し、5830万トン(CO2換算)になったとの暫定データを発表した。これは基準年である1990年に比べ20%の減少で、1990年以降で最低水準。同環境保護庁によると、この減少は主にエネルギー産業、産業、道路輸送での排出量減少による。エネルギー産業(発電、地域暖房、固形燃料、精油)の排出量は2011〜2012年で5%減少した。エネルギー産業が排出する温室効果ガスは、気温や降水量と強い関連性がある。2012年は暖かく雨の多い年だったことが、排出の減少に寄与した。産業からの排出量は、同期間で8%減少した。 これは主に、景気低迷により鉄鋼産業、紙・パルプ産業、化学産業が停滞したことによる。また道路輸送からの排出量は、同期間で4%減少した。これは新車の燃料効率が上がったこと、バイオ燃料の比率が上昇したことに加え、2012年には路上を走行する交通量が減ったことにも原因があるという。【スウェーデン環境保護庁】

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