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環境ニュース[海外]

ドイツ エネルギーシフトが順調に進行中であることを公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.05.09 【情報源】ドイツ/2013.04.25 発表

 ドイツ連邦環境省は、連邦環境省と連邦経済技術省の事務次官が主導するエネルギーシフトに関する政府高官調整機関会議において、エネルギーシフトは順調に進行中であると結論付けられたことを公表した。連邦経済技術省のカプフェラー事務次官は、「所轄官庁の協力により、我々は、エネルギーシフトにおける重要な段階を順調に克服している。これは、モニタリング報告書でも証明されている。一方で、我々は、長い野心的なプロセスのまだ最初の段階にいることは明確である。さらなる基本的な改革は必要であり、これにより、未来でもエネルギーは安全で支払い可能なものであり続けることが求められる」と述べた。連邦環境省のベッカー事務次官は、「我々はエネルギーシフトにより、過渡的な局面の中心にいる。エネルギー供給の転換は不断のプロセスであり、社会における課題である。我々は、連邦政府のエネルギーコンセプトによって、気候や資源に配慮し、エネルギー供給の安全を確保した正しい方向に進んでいる」と述べた。2011年6月のエネルギーシフト決議から2年弱で、連邦政府は著しい進歩を遂げたことになる。立法上の施策や財政政策などにより、電力系統、発電設備、再生可能エネルギー、エネルギー効率、エネルギー研究といったエネルギーシフトに関連する条件は改善された。政府高官調整機関会議は、現在の計画進行状況の説明、そして今後の具体的進行についての合意が行われるところで、半年に1度審議が開催される。【ドイツ連邦環境省】

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