気象庁　夏から秋かけての高い潮位に注意するよう呼びかけ

　気象庁は、平成25年6月20日の報道発表において、例年、夏から秋にかけては潮位が高くなり、浸水や冠水が発生しやすくなることから、東北地方太平洋沖地震に伴う地盤沈下が大きい岩手県から茨城県にかけての沿岸では、6月後半から12月にかけて浸水や冠水に一層の注意を呼びかけている。
　発表によると、夏から秋にかけては、海水温が高くなることなどの影響により、平常時でも潮位が高くなり、大潮の満潮時を中心に浸水する範囲が拡大したり、浸水の深さが増すおそれがあるので注意が必要であるとしている。特に台風や低気圧が接近したり、異常潮位が発生した場合は、さらに潮位が高くなるので、より一層の注意が必要であるとしている。【気象庁】