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環境ニュース[国内]

デンソー、ディーゼル向け燃料噴射を高圧化、燃費が向上

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.06.28 【情報源】企業/2013.06.25 発表

 デンソーは、ディーゼルエンジン用の新たな電子制御燃料噴射システム「コモンレールシステム」を開発した。最大2500気圧の世界最高の燃料噴射圧力が実現でき、従来の2000気圧のシステムと比べて車両の燃費を最大3%向上し、排ガスに含まれる有害物質の発生を抑える。PM(粒子状物質)は最大50%、NOx(窒素酸化物)は最大8%削減する。
 コモンレールシステムでは、燃料ポンプから燃料噴射装置(インジェクター)に送られる燃料の一部はエンジンの燃焼室に噴射されず、システムを構成する部品の潤滑などに使われた後、燃料タンクに戻される仕組みになっている。新システムは構成部品の構造を改めることで燃料タンクに戻される燃料を約9割削減し、燃料ポンプの負荷を低減した。
 システムの高圧化によって噴射される燃料がより微粒化し、着火性と燃焼状態が改善するため、燃費性能の向上と排ガスの浄化が可能になる。さらに燃料ポンプの負荷が低減されることから、噴射圧力を高めながらポンプの形は従来の水準を維持する。デンソーは今回開発したシステムを今年から乗用車、商用車、農建機など各分野で世界展開する。
 コモンレールシステムは燃料ポンプで高圧にした燃料が蓄圧室(コモンレール)に蓄えられ、電子制御でインジェクターから燃焼室に噴射される方式で、エンジンの回転速度に関わりなく噴射圧力、噴射量、噴射時期を制御できる。デンソーは1995年に世界で初めてコモンレールを商品化した。今後、一層高圧の3000気圧を目指して技術開発に取り組む。【デンソー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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