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環境ニュース[海外]

ドイツ 昨年の太陽光発電買取補償額の改正は成功とする見解を公表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.07.23 【情報源】ドイツ/2013.07.08 発表

 ドイツ連邦環境省は、2012年6月に連邦議会と連邦参議院で承認された太陽光発電の買取補償額の改正が、良い結果を生み出しているとする見解を示した。アルトマイヤー大臣は、「助成改正は効果を挙げており、太陽光発電の新設拡張は、持続可能な傾向となった」とコメントした。3年前は、年間7000MWの記録的な新設規模を達成したが、今年は、年間2500MWから3500MWの新設が予想されている。現時点では、月間300MWから350MW分が新設されており、6月末までに約1800MWが導入された。これは、以前と比較し40〜50%減少しているが、エネルギーシフト実行に向け順調に増加しているといえる。太陽光発電に対する買取補償額は、ここ数年で3分の2に下がり、小規模設備は15.07セント、平地設置設備は10.44セントとなっている。この秋には、平地設備への補償額は10セント以下となる。ドイツでは、現在34GWの太陽光発電が導入されており、今後、この導入量は、52GWに達すると予想されている。これにより、太陽光発電は、2017/2018年以降、EEG(再生可能エネルギー法)による買取補償がなくとも市場で機能できるとしている。【ドイツ連邦環境省】

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