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環境ニュース[海外]

イギリス、2012年のエネルギー統計を公表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.08.08 【情報源】イギリス/2013.07.25 発表

 イギリスのエネルギー・気候変動省(DECC)は、2013年7月25日、「イギリスエネルギー統計ダイジェスト2013」を発表した。それによると、2012年の再生可能エネルギーによる発電量は前年より19%増加し、再生可能エネルギーによる電力がイギリスの発電量全体に占める割合は11.3%となった(前年2011年は9.4%)。また2012年のエネルギー消費量のうち、再生可能エネルギー全体で4.1%を占め、2011年の3.8%から増加した(2009年EU再生可能エネルギー指令に基づき算定)。
 同「ダイジェスト」ではイギリスのエネルギー全体の動向について、
一次エネルギー生産量は前年に比べ10.7%減少。
・最終エネルギー消費量は1.7%増加。これは、2012年冬季の寒さが平年より厳しかったためで、気温調整後では、エネルギー消費量は0.7%減少し、過去8年間続いた下落傾向が続いた。
・ガス価格が高いことから、2012年も発電におけるガスから石炭へのシフトが続いた。2012年には、石炭による発電の比率が最高となった(39%)。
 DECCはこのダイジェストと併せ、2012年の「イギリスエネルギー概要」「エネルギーフローチャート」「イギリスのエネルギー消費」も同日公表した。【イギリスエネルギー・気候変動省】

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