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環境ニュース[海外]

イギリス、グリーンディール制度で住宅の省エネ化が促進と報告

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.02 【情報源】イギリス/2013.09.17 発表

 イギリスエネルギー・気候変動省は、グリーンディール制度(政府の省エネ設備導入支援制度)によりイングランドとウェールズにおいて住宅の省エネ化が進み、世帯主による省エネ対策への投資促進効果が得られていると報告した。これは同制度の下、2013年4〜6月に省エネ改修のための事前評価を受けた住宅のうち500世帯を調査した結果である。これによると、省エネ設備を1つ以上導入済みの世帯が調査世帯全体の56%、導入進行中が6%、導入予定が19%で、計81%の世帯が導入に積極的であることが示されたという。
 事前評価に対する感想も良好で、78%が評価は極めて有益、82%が評価員の提案を信頼、72%が友人・家族に評価を勧めると回答。評価後の資金調達方法は様々で、「エネルギー供給者義務」(ECO)からの支援、預貯金・定期収入の利用のほか、グリーンディール融資制度の利用を計画する世帯が増えているという。また調査世帯の約4分の3が、評価員提案の省エネ対策・効果・評価後の手順が明確と回答。過半数の世帯が、評価を受けた動機として光熱費の節約を挙げたという。【イギリス エネルギー・気候変動省】

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