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環境ニュース[国内]

富士通、食・農クラウドの農業生産者向け管理サービスで井関農機と協業を開始

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2013.12.17 【情報源】企業/2013.12.12 発表

 富士通は、食と農のクラウドサービス「Akisai(アキサイ=秋彩)」の農業生産者向け管理サービスに関して井関農機と協業を始める。井関農機が農業機械製造・販売を通じて蓄積したノウハウを基に、富士通のサービス「農業生産管理SaaS生産マネジメント」に変更を加えて強化し、2014年度から井関農機の販売ルートを活用して提供する。
 農業生産管理SaaS生産マネジメントは、農地に設置したセンサーやカメラから集める気温、温度、日射量、作物画像、土壌温度などのデータや、スマートフォン(高機能携帯電話)からの作業実績、生産履歴、作業場所把握データを収集して分析する。井関農機は「ISEKIスマートファーマーズサービス」と名付けて販売する。
 ISEKIスマートファーマーズサービスの特長は、肥料・農薬の使用量管理や在庫管理などが正確にできることに加え、タブレット端末で入力作業に伴う負担を軽減する点だ。作物に使用した肥料・農薬の集計が作業工程ごとに可能になる。今後、井関農機の農業機械を農地で動かして得られる、機械や作業の情報を収集して連携させることでデータ活用を促進する。
 クラウドはインターネットを介してソフト・サービスを提供する仕組みで、SaaSはソフトの機能のうち、ユーザーが必要とする部分を利用できるようにした配布形態を指す。アキサイは、情報通信技術で農業経営を効率化させて豊かな食を目指すクラウドサービスとして、2012年から展開している。今回新たな取り組みとして井関農機と協業する。【富士通(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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