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環境ニュース[国内]

帝人・オンワード・富士ゼロックス、中国でユニホームのリサイクルを共同展開

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2013.12.20 【情報源】企業/2013.12.17 発表

 帝人とオンワードホールディングス、富士ゼロックスは、中国でポリエステル製ユニホームの循環型リサイクルプログラムを共同で展開する。リサイクルが容易なユニホームの開発・製造・着用とリサイクルを通じ、各社が重要市場とする中国で環境負荷を低減する。富士ゼロックスの中国販売会社、富士ゼロックスチャイナ(北京市)の従業員がユニホームとして着用する。
 帝人グループでポリエステル長繊維を手掛ける南通帝人(江蘇省南通市)が再生可能なポリエステル繊維を製織・染色し、オンワードの中国拠点でユニホーム企画・生産・販売のオンワード貿易(上海市)が、その生地を使って縫製しユニホームにする。機能性、着用時の快適性に配慮するとともに、静電気の発生を抑制する仕様にした。
 富士ゼロックスチャイナで保守業務を担当する約500人のユニホームのパンツになる。併せて、複合機・複写機などの使用済み商品やカートリッジを再資源化する富士ゼロックスエコマニュファクチャリング(江蘇省蘇州市)の工場従業員約200人が2014年1月からユニホームとして着用する。使用後は各拠点から回収して再びユニホームにする。
 使用済みのユニホームは、帝人が出資するリサイクルポリエステル繊維製造・販売の浙江佳人新材料(浙江省紹興市)が2014年に稼働させるケミカルリサイクル工場で石油からの製造と同品質のポリエステル繊維に再生する。オンワード貿易はそれを使って新たな資源の投入を抑えて再びユニホームを製造し、富士ゼロックスに納入する。【帝人(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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