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環境ニュース[海外]

EU 欧州環境庁が2014年の優先事項を発表。資源の効率的な利用が重点に。

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2014.01.24 【情報源】EU/2014.01.01 発表

 欧州環境庁は、2014年の優先事項を公表した。EUは、2013年末、2014年から2020年における環境政策の優先順位を定めた第7次環境行動計画を承認しており、人間の福利のための健全な環境と高い資源効率を持つ経済性の確保を重視している。資源の利用に対する新しいアプローチが求められていることから、2014年は、資源の効率的な利用が重点となり、リサイクル率や廃棄物処理の改善などに取り組むことになる。そこでは、欧州環境庁は、廃棄物を人間の経済活動における重要な資源とする「循環経済」、資源の効率的利用と人間の福利向上、自然体系の維持を同時に実現する「グリーン経済」など複数のコンセプトの策定に取り組む。また、2014年は、2014年から2018年に実施される5ヶ年作業計画の初年であり、欧州環境庁は、EU環境・気候政策における知見を発展させ、EUが掲げる「Europe2020」の目標の進捗状況を観察し、2050年までに低炭素、資源効率、生態系回復力を持つ社会への移行を目指すEUの野心を支援する。さらに、2015年の初旬に発行するEUにおける環境の状況と展望をまとめた報告書の作成準備も主要な事業のひとつとなっている。【欧州環境庁】

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