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環境ニュース[海外]

ドイツ 食品部門における環境配慮を求める提言を提出

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2014.01.30 【情報源】ドイツ/2014.01.15 発表

 ドイツ連邦環境庁は、連邦消費者センター連盟と共同で、食品部門における環境対策に関する提言を提示した。提言では、農業による窒素過剰は、種の多様性と大気質を脅かし、地下水を汚染していることから、肥料令の迅速な改正を求めている。また、窒素排出量と温室効果ガス排出量は高い肉消費量にも起因しており、環境に配慮した畜産を実施するために、1haあたりの飼育数を制限することを求めている。さらに、肉消費による環境と健康への影響について、連邦政府は情報をより提供するべきだとしている。また、商業界、産業界に対しては、肉の代替となるベジタリアン製品に対する信頼のおける認証マークの供与を支援するべきだとしている。有機農業における窒素過剰とエネルギー消費は、従来型農業と比較すると少ないものの、有機農業への転換にはコストがかかる。有機製品に対する需要を国内産で供給するために、両機関は、有機農業への転換を財政的に支援している。提言では、さらに消費者の信頼を得るため、有機製品の追跡や監視の改善を求めている。また、食品廃棄物の現状も深刻であり、小売業に対し、品質基準や食品の大きさ、形態について検討することを求めている。【ドイツ連邦環境庁】

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