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環境ニュース[海外]

ドイツ インドネシアの熱帯雨林保護プロジェクトを支援

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2014.02.10 【情報源】ドイツ/2014.01.29 発表

 ドイツ連邦環境省は、インドネシアにおける熱帯雨林の保護プロジェクトに、国際気候イニシアティブから800万ユーロを拠出することを公表した。インドネシア国内には、世界の熱帯雨林の約10%が存在しているものの、森林破壊率は高い。一件目のプロジェクトは、スマトラ島のトラや象、オラウーンタンといった絶滅危機種が生息する熱帯雨林地域で実施される。この地域で、国立公園に指定され保護されているのは3分の1であり、残りの地域は多数の絶滅危惧種が生息しているにも関わらず保護対象外となっている。二件目のプロジェクトはバビルサやアノアといった絶滅危機種が生息するスラウェシ島北部で実施される。近隣自治体と共同での持続可能な土地利用を進め、合計で25万7000ヘクタールとなる複数の森林の連結を目指す。インドネシア政府は、生態系の再生のため、地元住民と共同で、再生力を保有する森林の持続可能な利用の開発を目指しており、両プロジェクトはその具体的な実行を支援するものである。【ドイツ連邦環境省】

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