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環境ニュース[海外]

EU 資源の持続可能な利用を訴えるキャンペーンにおいて新たに写真コンテストを実施

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2014.02.18 【情報源】EU/2014.02.04 発表

 欧州委員会は、若い世代に資源の持続可能な利用を訴えるキャンペーンにおいて、新たに写真コンテストを実施することを公表した。廃棄物を資源に戻す提案を写真で表現することを求めている。同キャンペーンは、25歳から40歳の年代で特に大都市で生活する人や小さな子供のいる家庭を対象に、2011年以降実施している。EU全24公用語で展開されており、開設されたキャンペーンホームページは、既に75万回以上の訪問者数を集め、掲載されているビデオは450万人以上が閲覧、Facebookページの「いいね」をクリックした人は10万人近くとなっている。EU全域共通のリサイクル目標の導入や特定分野における成果にも関わらずヨーロッパでは廃棄物の利用は不十分であり、2010年のEUの廃棄物総排出量は25億2000万トン、居住者1人当たり年間5トンに達している。欧州委員会が実施した研究によると、EUの廃棄物関連法令を完全に遂行することにより、720億ユーロのコスト削減、420億ユーロの廃棄物リサイクル業界の年間売上の増加がもたらされ、さらに2020年までに40万人分の雇用創出が実現できることが示唆されている。欧州委員会は、キャンペーンを通じて、消費者の自然資源に対する消費習慣に対する意識を改善し、その習慣を変えることによる利点を強調することに取り組んでいる。【欧州委員会環境総局】

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