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環境ニュース[国内]

ドイツ 連邦行政機関がIT関連消費電力量の半減化を達成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.03.25 【情報源】/2014.03.09 発表

 ドイツ連邦環境省は、連邦政府の行政機関が、過去5年間でIT関連の消費電力量を半減化したことを公表した。2008年に連邦行政機関のIT担当官による提言で設立された「グリーンITイニシアティブ」では、2013年末までの5年間に連邦行政機関のIT部門におけるエネルギー消費量を40%削減することを目標に掲げていた。今回、公表された結果では、電力削減量は48%に達したとされ、この成果により、イニシアティブは、2017年まで継続されることが決定した。2008年のIT担当官による提言には、行動計画や投資プログラムを通じたグリーンITの助成、普及啓発キャンペーンといったイニシアティブ実行のための対策が含まれている。イニシアティブの特徴は、連邦環境省内に設置された事務局による調整と省庁の枠を超えた協力体制である。取り組みの成果は、複数の手引書としてまとめられ公開されている。これらは、IT部門のエネルギー消費の改善やエネルギー消費量測定の実行、エネルギー効率の高いIT機材の調達に役立てられている。今後の目標は、IT使用を要因とするエネルギー消費量を年間3億9000万キロワット時にすることである。そのために、使用期間や資源削減、資源保全といった基準が強化される。さらに、コンピューター室におけるエネルギー・資源効率は、「エネルギーに配慮したコンピューター室」に対するブルーエンジェル授与基準を守ることが求められている。【ドイツ連邦環境省】

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