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環境ニュース[海外]

イギリス、大気汚染に対する注意を国民に喚起

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2014.03.31 【情報源】イギリス/2014.03.14 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、2014年3月14日、大気汚染の状況がきわめて悪化していると発表した。これは、幹線道路沿線などの局地的汚染に加えて、欧州およびサハラ砂漠から風で運ばれた汚染物質による大気質の悪化、さらに寒冷・無風・霧という気象条件が重なったことによるものだという。Defraは、大気質が悪化しても短期間であればほとんどの人は影響を受けないが、心臓や肺に疾患を持つ人などは症状が悪化する可能性があるとしている。そのため国民に対し、居住する地域の大気汚染状況と自分の健康状態に応じて、激しい運動を避ける、日頃使っている医薬品や医療器具(喘息用吸入器など)は手近に用意するなど、適切な予防措置をとるよう注意を促している。大気質の悪化は一時的で、風が強まれば汚染物質は拡散し、数日以内に改善される見通しである。
 Defraは、ウェブサイト(http://uk-air.defra.gov.uk)または無料電話情報提供サービスで、居住地域の大気汚染レベルとそれに応じた健康上のアドバイスを提供している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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