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環境ニュース[国内]

富士フイルムホールディングス、中期CSR計画でCO2排出量抑制への貢献目標設定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.05.23 【情報源】企業/2014.05.21 発表

 富士フイルムホールディングスは、2014〜2016年度の中期CSR企業の社会的責任)計画「サステナブルバリュープラン2016(SVP2016)」を策定し、取り組みを始めた。富士フイルムグループの製品・サービス・技術を普及させることによるCO2排出量抑制への貢献目標として、2020年度までに2005年度比で2000万tのCO2削減を設定した。
 SVP2016では、社会的課題の解決に、自社の強みを生かして貢献できる領域のうち、社会的影響が大きい環境、健康、生活、働き方を重点分野に定め、活動を進める。環境は、CO2削減2000万tを目指す温暖化防止に加え、高機能素材の開発などを通じた水汚染の軽減・抑制、自社技術の活用による環境負荷の少ないエネルギー創出への寄与を掲げた。
 生産をはじめとする事業活動全てのプロセスで、環境課題への取り組みをさらに推進することも挙げた。温暖化対策として、自社製品・サービスの調達・製造・輸送・使用・廃棄などライフサイクル全体のCO2排出量を2020年度までに2005年度比30%削減する、とした。資源循環も促進し、2016年度の廃棄物発生量を2012年度比で8%削減する。
 このほか、2020年度までに資源投入原単位の2012年度比10%削減や、売り上げあたりの水使用量(水原単位)の2012年度レベルの維持を図る。資源投入原単位については、主要製品の原単位指標のガイドラインを2016年度までに策定する。富士フイルムグループはSVP2016を進めることで、社会の持続可能な発展と企業価値の向上につなげる。【富士フイルムホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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