一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、環境関連業務の職業訓練を行う18団体に360万ドルを助成

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2014.05.27 【情報源】/2014.05.12 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、環境労働力開発・職業訓練(EWDJT)プログラムを通じた約360万ドルの助成対象に、全国から18団体を選定したと発表した。
 受給団体の一つであるボルティモア市のシビックワークスは、20万ドルの助成を受け、市の住民72名に環境浄化作業の訓練を行う。シビックワークスの受給額は、2000年からの累計で140万ドルになる。EPAの担当者は、「この資金によってボルチモアの汚染地の再利用や再活性化に必要な労働力が増える。環境浄化は、地元住民の新規雇用を創出し、地域社会の健康と経済力の向上に寄与するだろう」としている。
 EWDJT制度は、環境関連の業務にできる限り地元住民を雇用し、地元の浄化に目に見える成果の挙がる仕事を提供するとともに、熟練労働力を生み出すことを目標とする。プログラムの受講者は、環境分野の多くの領域で働くために必要な総合的な技能を身につけることができる。
 EPAは、1998年の制度発足以来、239件、総額5000万ドル超の職業訓練助成を実施してきた。プログラム修了者は1万2800人を超え、うち9100人以上が環境分野で職を得ている。【アメリカ環境保護庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース