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環境ニュース[海外]

オランダ社会基盤・環境大臣、ハイレベル会合(HELP)で水管理への取り組み強化を要請

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2014.06.17 【情報源】オランダ/2014.06.02 発表

 「水と災害に関するハイレベル専門家・リーダーパネル」(HELP)の会合が、2014年5月27日、ロッテルダムで開催され、その議長を務めたオランダのシュルツ・ファンハーゲン社会基盤・環境大臣は、水に関連する災害の予防への取組強化と国際協力を呼びかけた。HELPは、潘基文国連事務総長の諮問委員会の一つで、水災害予防への国際的認識を高め、具体的・革新的なソリューションによって各国を支援することを目的としている。
 このHELP会合が、2015年に予定される国連の3つの重要事項の決定(ミレニアム開発目標のフォローアップ、災害リスク軽減のための新たな枠組み、2015年気候合意)を前に開催されたことについて、大臣は極めてタイムリーだと指摘した。気候変動による洪水、干ばつ、ハリケーン、津波など水災害の増加で多大な人的・物的損害が発生しており、そのための備えが各国に求められている。大臣は、HELPが目指すのは、災害後の復旧より、災害が起こる前の行動だとし、国際的取組での各国の協力を求めた。
 5月28日午後には、ロッテルダムで開催された国際建築ビエンナーレで、大臣は水管理の重要性に加え、その責任の地方委譲の重要性も強調した。地域の問題は地域で解決することが重要であり、これらを法制化するための環境法案を2014年夏までに議会に提出すると述べた。【オランダ社会基盤・環境省】

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