ポトチュニック元欧州委員会環境担当委員、UNEP国際資源パネルの共同議長に就任

環境一般】 【掲載日】2014.11.20 【情報源】／2014.11.07 発表

　国連環境計画（UNEP）は、元欧州委員会環境担当委員のヤネス・ポトチュニック氏が、UNEPの国際資源パネル（IRP）の共同議長に就任したと発表した。IRPは、自然資源管理の分野に取り組む科学者や専門家のための権威ある科学フォーラムで、2007年にUNEPにより設立された。この分野の著名な科学者のほか、途上国および先進国の政府、市民社会、産業、国際機関の代表者も参加している。ポトチュニック氏は、高名な資源効率の専門家、エルンスト・フォン・ヴァイツゼッカー教授の後任となる。ポトチュニック氏についてシュタイナーUNEP事務局長は、「2010年から欧州委員会の環境担当委員として、自然遺産を守りつつ成長の機会を促進する政策を重視し、常に政策課題の上位に環境を位置づけることに成功してきた。ポトチュニック氏のリーダーシップにより、IRPは今後も、経済成長と持続不可能な自然資源の使用とを切り離すため、利用できる最良の科学と情報を政策決定者に提供していく」と述べた。【国連環境計画】