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環境ニュース[国内]

日本コカ・コーラ、復興支援基金の被災地への太陽光発電設備助成で新たに21校

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.12.18 【情報源】企業/2014.12.15 発表

 日本コカ・コーラと公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団は、2011年3月の東日本大震災被災地(岩手、宮城、福島県)の公立小中学校への太陽光発電設備助成で、新たに設置先21校を決めた。コカ・コーラ復興支援基金を通じて助成する。3県から25校の応募があり、同基金の選考委員会で事業計画書と学校環境教育企画書の内容を審査して選んだ。
 助成が決まったのは、岩手県が小学4校、中学3校、宮城県が各4校、8校、福島県が1校ずつとなる。コカ・コーラ復興支援基金は被災した公立小中学校の復興に15億円を拠出し、防災対応機能を備える太陽光発電と蓄電池を設置するための費用を助成している。2011年9月から2014年3月まで3期に分けて対象校を募った。今回は3期目の21校を決定した。
 1校あたり3000万円(税込み)を上限に出力20kWまでの太陽光発電と容量16kWhまでの蓄電池を取り付ける費用の全額を負担する。太陽光発電だけの場合は2000万円を上限にする。今回の21校を合わせ、1〜3期の通算で計55校への設置が実現することになる。第1期の助成対象の11校では2012年9月、第2期の23校は2014年5月までに設置を完了している。
 第3期で小学1校と中学1校が選ばれた岩手県釜石市の教育委員会は「学校において環境、エネルギー、防災、それぞれの教育の充実ができ、また、避難施設のエネルギー活用としても期待できる」などとしている。コカ・コーラ復興支援基金では太陽光発電設備助成に続き、子供たちの生活復興に必要な教育施設など公共施設建設などの支援を行う。【日本コカ・コーラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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