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環境ニュース[国内]

DOWAエコシステム、ミャンマーで環境・リサイクル事業を実施、管理型最終処分場も建設

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2015.01.13 【情報源】企業/2014.12.25 発表

 DOWAホールディングスの100%子会社で資源リサイクル廃棄物処理事業などを手掛けるDOWAエコシステムは、ミャンマーで環境・リサイクル事業を実施する。同国最大の都市、ヤンゴン近くのティラワ経済特区に廃棄物処理事業を行う子会社を設立し、同国で初の管理型最終処分場を建設する。10月の事業開始を計画している。
 新会社はゴールデンDOWAエコシステムミャンマーで、資本金は約3600万ドル(約43億2000万円)となる。約42万m2の用地に国際的な構造基準に準拠した管理型最終処理施設を造り、廃棄物の最終処理だけでなく、排出企業からの収集運搬、廃棄物の状態に応じた中間処理リサイクルなど総合的な廃棄物管理サービスを提供する。
 ミャンマーでは経済開放政策が進み、海外から進出する企業が急増し、交通、電力など基幹インフラの整備が推進されている。これに伴って工業系廃棄物の発生量が増えている。廃棄物処理能力の確保や適正処理の必要性が高まると考え、DOWAエコシステムは事業展開を決めた。ティラワ経済特区は同国と日本が協力して開発している。
 DOWAエコシステムは日本のほかタイ、インドネシア、シンガポール、中国で廃棄物処理、金属リサイクル、土壌浄化事業などの環境・リサイクル事業を行っている。廃棄物処理は製造業を中心にした各種産業に必要不可欠なインフラとなり、今後も各国での経験と技術を活用し、成長が見込まれるアジア地域で事業を進めていく。【DOWA ホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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