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環境ニュース[国内]

ドイツ 乗用車のCO2排出量削減には代替駆動技術の大幅な導入が必要とする研究結果を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.02.05 【情報源】/2015.01.27 発表

 ドイツ連邦経済エネルギー省は、研究報告書「乗用車と軽商用車における2020年以降のCO2排出削減」を公表した。ここでは、1キロメートル走行時のCO2排出量を95グラム以下に抑えるためには、電気自動車をはじめとする代替駆動技術の幅広い導入が必要であるという結果が出ている。さらに、大幅な排出削減は技術的に可能であるが、経済的な課題が大きいことが示されている。プラグインハイブリッドや電気自動車といった代替駆動技術を市場に導入するためには、現時点では、消費者が新車購入時に負担しなくてはならない多額な追加費用が生じている。新技術の導入で動力用燃料費は削減できるが、購入時の追加費用の相殺には至っていない。マハニック事務次官は、「包括的で技術的にニュートラルなコンセプトのために、2020年以降に実施する手段や対策の調整が必要である。中古自動車の排出削減へのアプローチを含む包括的コンセプトについて、EUレベルでの議論を即時に開始することが必要」とコメントした。【ドイツ連邦経済エネルギー省】

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