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環境ニュース[国内]

旭硝子、従来に比べて重さ半減の超軽量ソーラーパネルで「新エネ大賞」を受賞

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2015.02.02 【情報源】企業/2015.01.28 発表

 旭硝子は、従来型に比べて重さを半減した超軽量ソーラーパネル「LightJoule(ライトジュール)」で、一般財団法人新エネルギー財団が主催する2014年度「新エネ大賞」の同財団会長賞を受賞した。独自技術で大幅に軽量化し、屋根の上などへ設置しやすくしたことが高く評価された。
 ライトジュールは太陽電池モジュール重量の3分の2を占めるカバーガラスに、自社開発した薄くて強い厚さ0.8mmの化学特殊強化ガラス「Leoflex(レオフレックス)」を採用した。カバーガラスを軽くすれば太陽電池は軽くなるが、強化ガラスは一定の厚さがないと製造できないため3.2mmが世界標準になっていた。
 ライトジュールは縦横1482mm、985mm、厚さ35mm、重さ9.5gで、重量は従来型の17.0kgと比べてほぼ半分になる。荷重制限から設置できなかった建物の屋根にも補強工事不要で取り付けられる可能性が広がるうえ、持ち運びが簡単なため作業効率も向上する。旭硝子は受賞を弾みにライトジュールの販売を強化する。
 新エネ大賞は、新エネルギーの一層の導入促進と普及・啓発を目的に同財団が毎年実施している。新エネルギーに関する製品や新エネルギーの導入、普及活動を募集し、優れた製品や事例を表彰する。同財団会長賞のほか、最高賞の経済産業大臣賞と、資源エネルギー庁長官賞、審査委員長特別賞が設けられている。【旭硝子(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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