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環境ニュース[国内]

国連環境計画、アフリカの生物多様性の減少は人的要因に起因と報告

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2015.03.16 【情報源】/2015.03.04 発表

 国連環境計画(UNEP)とUNEP-世界自然保全モニタリングセンターは、第15回アフリカ環境大臣会合(AMCEN)のサイドイベントで、「生物多様性条約戦略計画2011-2020」や「愛知生物多様性目標20」の実現に向けた中期進捗報告となる、「アフリカの生物多様性の状況」の概要を発表した。この報告によれば、アフリカの生物多様性の減少は続いており、2014年には動物6419種、植物3148種が絶滅に瀕しているとして登録された。この減少には人為的な要因が大きく関与しているという。アフリカの人口は2009年に10億人を超え、その後も急速に増加している。また多くの開発途上国を有するアフリカでは、天然資源の需要と消費が、土地利用の変化、乱開発や種の乱獲、合法・違法な伐採などを招き、淡水生態系や森林を深刻な危機に直面させている。淡水生態系生物多様性の劣化は、主に東アフリカのビクトリア湖、モロッコの地中海と大西洋沿岸、アフリカの主要河川に集中している。また毎年300万ヘクタール超の森林が、食糧やバイオ燃料への国際的な需要に対応するための農地転用により失われている。【国連環境計画

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