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環境ニュース[国内]

セイコーインスツル、千葉県匝瑳市の「セイコーインスツルの森」で植栽を実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.03.23 【情報源】企業/2015.03.18 発表

 セイコーインスツル(SII)の本社・幕張事業所(千葉市美浜区)は、千葉県との協定に基づいて同県匝瑳(そうさ)市に開設した「セイコーインスツルの森」で3月14日に植栽を実施した。今回が最初の活動で、今後3年にわたって森林整備を継続していく。SIIが自社の名を付けた森を設けて保全に取り組むのは初めてという。
 セイコーインスツルの森は同市の九十九里浜沿いに位置し、1200m2の面積がある。かつて、海の潮や風を防ぐ役割を持つ松の海岸保安林があったが、マツクイムシの被害を受けたうえ、2011年3月の東日本大震災の津波の影響から現在は荒れ地になっている。そのため、SIIが整備・保全を手掛けて保安林を再生させることにした。
 活動は、SIIが「環境との調和」「社会との共存」を企業行動憲章に掲げて推進するCSRの一環となる。植栽当日は、SIIの社長をはじめ33人の社員ボランティアが参加し、セイコーインスツルの森全体に300本のクロマツを植えた。今後成長を見守りながら、下草刈りなどを年に2回ほど行う。状況に応じて新たな植栽も検討する。
 SIIは千葉県と2014年8月28日付で「法人の森協定」を結んだ。協定では、県が管理する県有林の一部を社会貢献・環境活動を希望する企業・団体に提供する。企業・団体は森林に名前を付け、県の指導を受けながら植林、下刈り間伐などの森林保全・整備や森林環境教育を展開する。県のCO2吸収量認証制度の対象になる。【セイコーインスツル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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