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環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、2014年は経済成長とCO2排出がデカップリングしたと報告

エネルギー】 【掲載日】2015.03.31 【情報源】/2015.03.13 発表

国際エネルギー機関(IEA)は、2014年の世界経済は3%成長したが、エネルギー起源のCO2排出量は2013年から変わらず323億トンだったと報告した。CO2排出量が前年以下だったことは、IEAがデータを収集している40年間で3回(1980年代初頭、1992年、2009年)あったが、すべて世界経済の低迷と関連しており、経済が成長したのにも関わらずCO2排出量が横ばいだったのは2014年が初めてだという。IEAは、エネルギー効率の改善や再生可能エネルギーの普及等、持続可能な成長を推進するための中国やOECD加盟国の取組が功を奏しているとし、2015年6月15日に公開予定のエネルギーと気候に関する特別報告書で詳細なデータと分析結果を公表するとしている。IEAのマリア・ファンデルフーフェン事務局長は、「このデータは気候変動の緩和へ向けた取組の効果を示す喜ばしいものだが、これに甘んじることなく一層の取組が必要だ」と述べた。【国際エネルギー機関

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