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環境ニュース[国内]

イギリス、太陽光パネル移動の際に固定価格買取を維持できるよう制度を変更

エネルギー】 【掲載日】2015.04.03 【情報源】/2015.03.20 発表

 イギリスエネルギー・気候変動省は、固定価格買取制度(FIT)の一部を変更し、建物に設置した中・大規模(50kW超)の太陽光パネルシステムを別の建物へ移動しても、固定価格での電力買取を受け続けることができるようにすると発表した。これまでは、FIT認定を受けた設備は20年間同じ場所にあることが求められ、移動するとそれ以後の支払いを受けられなかった。制度の変更はこの障壁を取り除いて柔軟性を高めるもので、長期の所有あるいはリースを保証できない建物所有者や賃貸者も制度を利用でき、太陽光パネルがより魅力的な投資対象になるという。イギリスには、南に面した商業用の建物の屋上は約25万ヘクタールあるといい、これを利用した発電のポテンシャルは膨大である。
 ただし、この変更は法律の施行から4年間は適用されないこと(2019年夏から適用)、発電した電気の10パーセント以上を使う建物といった規定もある。設備の大きさは、移転前と同じである必要はない。【イギリスエネルギー・気候変動省】

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