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環境ニュース[国内]

自然環境保全欧州センター、自然展望の第2回ステークホルダー対話を実施

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2015.04.06 【情報源】/2015.03.23 発表

 自然環境保全欧州センター(ECNC)は、2015年3月17日と18日、オランダ環境評価庁(PBL)とともに欧州「自然展望」(Nature Outlook)の検討のための第2回ステークホルダー対話を、ブリュッセルの自然科学博物館で開催した。この「自然展望」の検討は、EUの未来の自然がどのような姿になるかの見通しを考える取組で、欧州委員会が行う、EU生物多様性戦略の中期レビューと鳥類・生息地両指令の有効性評価を補完するものである。
 2014年12月に開催された第1回対話の議論では、参加者が考える未来の自然の姿を、1)ありのままの(wild)自然、2)文化的自然、3)機能的自然、4)人間と切り離された(boxed)自然、の4つに集約した。今回の第2回対話では、出席した約40人の参加者が、ECNCとPBLの専門家の進行によってこれらのとらえ方について議論を深めた。次のステップとして、2015年6月17日・18日に予定される第3回ステークホルダー対話では、今回の議論に基づき政策メッセージを策定するという。2016年4月にEU理事会(欧州閣僚理事会)の「自然と生物多様性の未来に関する非公式閣僚会議」が開催されることになっており、ステークホルダー対話の結論はその会議に提出される。【自然環境保全欧州センター】

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