ドイツ　非住居用建築物のエネルギー対策への支援を強化

エネルギー】 【掲載日】2015.04.09 【情報源】／2015.03.30 発表

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、2015年7月1日以降、非住居用建築部門における高いエネルギー効率を持つ新築と改修の助成を強化することを公表した。これは、連邦経済エネルギー省の委託によりドイツ復興金融公庫銀行がCO2建築物改修プログラムの予算で実施するもの。ガブリエル大臣は、「我々は2050年までに建築部門を気候ニュートラルにすることを目指しており、エネルギー効率のさらなる改善を必要としている。住居用建築物だけでなく、商業施設や公共施設における対策が欠かせず、今回の決定により、企業と自治体の取り組みを支援する」とコメントした。今回のプログラムにより、企業と自治体は、対象建築物をドイツ復興金融公庫の定める効率建築物のレベルに改修したり、個々の対策を行った場合に、低利融資と償却時の助成を受けることができる。またエネルギー需要が低い建築物の新築の際にも、魅力的な投資条件が提供される。【ドイツ連邦経済エネルギー省】